FORMWORK SUPPORT CALCULATION
型枠支保工計算書を無料で作成できる構造計算ツール
型枠支保工の計算書は、スラブ・梁・柱・壁の型枠がコンクリート打設時の荷重に耐えることを証明する重要書類です。task-fo(タスクふぉ)の型枠支保工計算ツールは、スラブ(サポート・足場)・梁・柱型枠・壁型枠・フラットデッキ・軽量支保梁・ハーフPCa版など10種類の検討をタブ切替で行い、入力するだけで応力度・たわみを自動判定して印刷用計算書を出力します。
型枠支保工計算書とは
型枠支保工計算書とは、コンクリート打設時に型枠に作用する荷重(コンクリート自重・作業荷重・側圧)に対して、せき板・根太・大引き・サポート・足場などの部材が安全であることを証明する構造計算書です。施工計画書の添付資料として提出が義務付けられており、型枠工事の品質管理と安全管理の根拠となります。
型枠支保工の検討は、対象部位(スラブ・梁・柱・壁)ごとに荷重条件と部材構成が異なります。スラブと梁は鉛直荷重(自重+作業荷重)に対し、柱と壁はコンクリートの側圧に対して検討を行います。task-foの型枠支保工計算ツールは、これら全ての検討パターンを1つのツールで網羅しています。
型枠支保工計算ツールでできる10種類の検討
task-foの型枠支保工計算ツールは、タブを切替えることで以下の10種類の検討をそれぞれ独立して行えます。各検討の入力条件を設定すると自動で応力度・たわみを算出し、許容値との比率でO.K./N.G.判定をリアルタイム表示します。
- スラブ(サポート):せき板・根太・大引き・サポート・水平力(ブレス・チェーン)を検討
- スラブ(サポート+足場):足場(枠組建枠)の許容支持力で検討、足場自重を加算
- 梁(サポート):梁側=側圧、梁底=自重に対し、せき板・端太・根太・大引き・フォームタイ・サポートを検討
- 梁(サポート+足場):梁(サポート)と同じ荷重に対し足場の許容支持力で検討
- 柱型枠の検討:側圧に対し、せき板=単純梁・内端太/外端太=平均・セパレータ引張を検討
- 壁型枠の検討:JASS 5式の側圧に対し、柱型枠と同じモデルで検討
- スラブ(フラットデッキ):デッキ本体の曲げ・たわみ、梁側せき板・内端太の複合応力を検討
- スラブ(軽量支保梁):せき板→軽量支保梁→大引き→サポートを連続梁モデルで検討
- ハーフPCa版の検討:打設時の支保工1列に対し、曲げ応力度と所要圧縮強度を算出
- 支保工残置期間:施工荷重に対しスラブ・小梁・大梁のたわみ差と縁応力度を算定
型枠支保工の荷重と側圧の算定
型枠支保工の検討では、対象部位により異なる荷重を用います。スラブ・梁の底部を支える検討では、鉄筋を含むコンクリートの単位容積重量24.0kN/m³に作業荷重を加えた鉛直荷重を使用します。柱・壁の側面を支える検討では、鉄筋を除いたコンクリートの単位容積重量23.0kN/m³から側圧を算出します。
壁型枠の側圧はJASS 5に規定される式(P=1.5w₀+0.2w₀(H-1.5))を用いて算出し、柱型枠の側圧はP=w₀×Hで算出します。task-foの計算ツールはこれらの式を自動で適用し、入力した打設高さ・打設速度から側圧を算出してせき板・端太・セパレータの応力を検討します。
型枠支保工計算書に記載すべき項目
型枠支保工計算書には、設計条件と各部材の照査結果を明確に記載する必要があります。task-foの計算ツールは以下の項目を自動計算し、計算書として出力します。
- 設計荷重(コンクリート自重・作業荷重・側圧)の算定結果
- せき板の曲げ応力度・せん断応力度・たわみの照査
- 根太・大引きの曲げ・せん断・たわみの照査
- サポート(支柱)1本あたりの軸力と許容支持力の照査
- 水平力に対するブレス・チェーンの検討(スラブ・梁)
- セパレータ・フォームタイの引張力照査(柱・壁)
- 足場(枠組建枠)の許容支持力の照査(サポート+足場選択時)
- 総合判定(O.K./N.G.)および超過項目の表示
型枠支保工計算書の作成手順
型枠支保工計算書は、まず検討部位(スラブ・梁・柱・壁)を選択し、設計荷重または側圧を算出します。次に、使用する部材(せき板・根太・大引き・サポート等)の仕様を入力し、各部材の応力度とたわみを許容値と比較します。task-foの計算ツールは以下のステップを自動化しています。
- 検討部位のタブを選択(スラブ・梁・柱・壁等10種類)
- スパン・部材寸法・コンクリート条件を入力
- 使用部材をドロップダウンから選択(断面性能が自動設定)
- 入力すると即座に再計算され、右側に結果が反映
- 各部材の応力度・たわみ比率とO.K./N.G.判定を確認
- 「計算書を印刷」ボタンでA4印刷用の計算書を出力
型枠支保工計算の注意点
型枠支保工の計算では、コンクリートの打設速度と温度が側圧に大きく影響します。特に柱や壁の高い打継ぎでは、側圧が増大するため、せき板の支え間隔やセパレータのピッチを適切に設定する必要があります。
また、スラブ・梁のサポート検討では、サポートの配置間隔が重要です。task-foの計算ツールは、1本あたりの負担面積から軸力を算出し、サポートの許容支持力と自動比較します。NGの場合は補強時の許容支持力と必要段数を表示します。
荷重・応力式・許容値は「型枠工事施工計画書」およびJASS 5に準拠しています。実際の設計にあたっては最新の仕様書・メーカー技術資料をご確認ください。
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